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主にぶいしくすさんのことについて。 ゆるーくひっそり。
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引き続きトニコン感想。

あくまで個人的な感想。
きっと超主観ですごめんなさい。
感想は基本的に記憶頼りです。
一部、セットリストなど他のサイトを参考にしましたが、大部分が終演後に書き殴った己のメモに準拠しています。
よって、実際と違う場合があります。

できるだけ読みやすい文章を心がけてはいますが、グダグダしてるかも。
そしてやたら長いです。

以上のことをご承知おきの上、広い心で読んでくれる方はリンクをクリックしてください。


●前半→こちら

●MC→こちら

●ナガノのひみつ

●後半→こちら



 


※もくじ的なもの
ナガノのひみつ(映像がらみ)

そばにいるよ(長)
Sing(坂・井)




◆ナガノのひみつ
長「実はこのツアーをはじめる前、トニセンの間で色々な困難がありました」
一時はコンサート中止も考えた。
けれど今こうしてステージにいられるのは、お客さんの存在と、そしてその困難を乗り越えることが出来たから。

長「では、その一部始終をご覧下さい」

◇映像。
スクリーンには「長野の秘密 友情編」という文字が。
まるでドキュメンタリー番組みたいな、街の雑踏や車の音、いかにも現代社会っぽいかんじの映像が流れます。
サブタイトルが夕焼けドロップと同じノリとは思えない、重苦しい雰囲気。
そこにイノハラさんのナレーションが被るんですが、これまた重苦しいひくーい声でちょーシリアス。

『それは、2008年も終わりに近づいた、12月のことだった…』

コンリハを終えたリーダーとイノハラさんが廊下を歩いてくる。
井「それにしても、ツアー楽しみだねっ」
坂「まったくだ☆」
「アハハハハハ」
※やたら芝居がかっています。そして無駄にキャピキャピしています。

そんな2人を押しのけて「ごめん、先帰るよ」とすでに私服に着替えているなーのさん。
急いでいるのか、さっさと行っちゃうなーのさんに怪訝な表情の2人ですが、何かに気づいた様子のイノハラさん。
井「まさか!」
慌ててなーのさんが来た方へ走っていく。

『ナガノくんが早く帰ると、必ず弁当がなくなっている』

長机の上には何もなく、複数の四角い点線が。
おそらく弁当があったものと思われます。
井「あのやろう!」
怒って飛び出していくイノハラさん。
弁当ごときで人が変わったように怒り狂うイノハラさんも大概だと思うの。
リーダーはその横で特にダメージ受けてなさそうでした。

『俺たちは手当たり次第ナガノくんを探した』

探しに行く2人。
冬設定なので、2人とももこもこしたジャケット着てました。

なーのさんの家はまさかのボロアパート。
しかもドアには「借金返せ!」みたいな張り紙がたくさん。
ちょ、アイドル(笑)。

近所の人になーのさんの写真を見せ、尋ねてまわる2人。
有力な情報は得られない模様。
聞き込みは続く。

坂「あの、すいません。この人見ませんでしたか」
坂「ええっ見た?!どこにいたか分かりますか?」
坂「はい、はい…そうですか。ありがとうございました!」
※リーダーが話し掛けているのは犬です。

真剣な表情で犬と会話するリーダーを訝しげに見るイノハラさん。
犬から情報を聞き出したリーダーが突然駆け出したので、慌てて後を追う。
井「え、ちょ、わかるの?!」

ついになーのさんを見つける2人。
そこには路上で弁当を売っているなーのさんの姿が。
「え!」
思わず変顔でドアップになる2人。
あ、これCMで見たやつだわ。

怒りを露に駆け寄ろうとするイノハラさんを止めるリーダー。
何だよって顔しつつリーダーの視線の先を見ると、なーのさんの傍らには小さな女の子が。
女の子「パパがんばって!」
よく見るとなーのさんの背中にも、ちっちゃい子どもが…!
長「パパ、がんばるよ」

井「いつから子どもいたんだよ!2人も!」
驚きまくって騒ぐイノハラさん。当然の反応です。
一方リーダーは既に悟った表情で、興奮したイノハラさんを引っ張ってその場を去る。
リーダー状況把握するの早すぎだ。

翌日、リハーサル室。
まだなーのさんは来ていない中、みんなの前で事情を説明するリーダーとイノハラさん。
坂「実はナガノが借金で大変らしいんだ」
井「しかもナガノくん、2人も子どもがいたんだ」
結構あっさりバラすんですね。
みんなも大変だろうけど、とカンパを募るリーダー。
最初にイノハラさんが一万円札を白い箱に入れます。男前!
ジュニアやバンドの方々もそれぞれ千円札を投入。
「ありがとう」「ありがとう」
その様子を見ているだけのリーダー、お札を手にしてはいるものの動かない。
が、イノハラさんの無言の圧力に仕方なく千円投入。
あわよくば逃れようとする気まんまんでした。
コラ(笑)。

そこへなーのさんがやってくる。
ちょっと思いつめた感じ。
長「みんな、俺…」

井「こっちにこいよ」
この台詞、ものすごい芝居がかってます。
促されたなーのさんはカンパの箱を見て、「みんな…」と感動していました。
なんかこのへん、すごく感動的なBGMが流れていたような気がする…。

その夜、街を歩いているリーダーとイノハラさん。帰り道ですかね。
ここでもやっぱりもこもこしたジャケット。同じ服…。
これでなーのさんも心配いらないね、とイノハラさん。
井「ツアー楽しみだねっ」
坂「まったくだ☆」
「アハハハハハ」
※デジャブです。

とその時、どこからともなく歌声が。
明らかになーのさんの声で、仮面舞踏会が聞こえます。
2人は声のする店へ入っていきます。

ここで実際ステージ上にリーダーとイノハラさんが出てきます。
もこもこジャケットが暑そう。
スクリーンには、スナックみたいな店内にいるなーのさんが酔っ払いオヤジたちにヘコヘコしている姿が。
あまつさえ、そのオヤジにお酒を勧められ、「ありがとうございます」と受け取るなーのさん。

◇ここから映像とのクロストークです。
つまり、なーのさんは決まったことしか喋りません。
※イノハラさんとリーダーは客席に背を向け、なーのさんと会話している体で喋っています。

井「オイ!なにしてんだよ!」
長「イノハラ…サカモトくん…」
こっちを見て(つまりカメラ目線)驚くなーのさん。
坂「こんなところで何やってんだよ」
長「違うんだ、これは」
井「おいおい、何が違うんだよ!」
長「違うんだ」
「……」間。
井「見損なったよ!昔はそんなんじゃなかったよなぁ?」
坂「ああ」
長「違うんだよ」
「……」
井「…何が違うんだよ。俺たちが一生懸命頑張ってるのに、一人だけこんなところでよ」
長「それは、そうだけど…」
「……」
坂「お前は、仲間か?」
長「それは胸を張って言えるよ」
なんか会話変じゃないか?と思い始めたこの時、それまでスクリーンの方を向いてたリーダーが、反転して客席の方を向きました。
坂「信じられねぇな」
長「ああ、そうだ」
ん??
と、ここでイノハラさん、後ろにいるはずのリーダーが客席を向いているのに気づいてオタオタし始める。
どう考えてもかみ合ってない会話に「ちょ、ちょっと」と、半笑いでスクリーンとリーダーを見比べ、そして。

井「間違えすぎだろ!」
リーダーの頭をバシッとはたきました。

ここで場内爆笑の渦に包まれました。
なるほどね。
どおりで変な間があると思った。
イノハラさんが「見損なったよ」って言ったあたりで客席が微妙にざわつき始め、「仲間か?」のあたりで完全にざわざわしてたのはこういうことか。

井「さっきからどんだけフォローしてると思っ△☆×@」 ←噛んでた(笑)。

その間も映像のなーのさんはノンストップで、一人で何か喋っていました。
多分、邪魔するなみたいなこと言って、再びオヤジたちのご機嫌とりに戻っていった、ってかんじだと思います。
もうこのへんは笑いまくってて、お客さんもノンストップナガノを見ている場合じゃなかった。

井「ところでサカモトくん。俺こういうとこ苦手なんだよね」
坂「そうか?俺はしっっっくりくるけどなぁ」
意図しない場面で盛り上がってしまった空気の中、なんとか戻そうとするイノハラさんはやけくそ的な棒読み。
リーダーは落ち着き払った風を装っているかんじ。
井「しっくりきてる割にはかなりあわ、あやててんじゃない?」 ←噛んでた。慌てているのはあなたもです(笑)。

再びスクリーンを見つつ、
井「あの人達(=オヤジ達)とどういう関係なんだろうね」
坂「全くだよな。同級生じゃあるまいし…」
なんかまだ台詞があやふや。
するとここで、オヤジの内の一人がこっちを見て何か悪態をついてくる。
井「あっ!こっち見てるよあのハゲ」 ←言いながら自分でも笑っちゃってた。
坂「ハゲっていうなよ!」
暴言を咎めるリーダーですが、多分あなたが言うべきことを言わないからだと思います(笑)。
イノハラさんは笑いながらも呆れたかんじで、「だってもう、ほんとに、アンタは…」と呟いてました。

次の台詞を促すようなニュアンスで「ほら、(オヤジが)見てんじゃねーかよ」と振るイノハラさん。
坂「おい、ハゲ!」
井「やめろっつーんだよ!」
笑いながらなんかもうへとへとのイノハラさん。
井「さっき散々確認してたじゃねえかよぉコレ。なんで間違えるんだよ?」
坂「今日暑いな?!」
この一言で再び大爆笑。
もうこのへんずっと笑いっぱなしだった。
井「ほんとはもうちょっと進んでるんだよ。ったく~」

スクリーンではなーのさんがオヤジにお酒を勧められて恐縮しているところが映ってます。
井「あっ見てみろよナガノくんのあの気の遣いよう」 ←棒読み
坂「あれ?」 ←棒読み
井「ナガノくん酒飲んでるぜ」
坂「あんなナガノはじめて見た」
井「いつも俺たちの酒は断るくせにな?」
坂「信じらんねえ。ナガノ、どうしちまったんだよ」
井「サカモトくん、そろそろ帰ろうぜ」
徐々に本来の芝居がかった演技に戻ってきてました。
台詞思い出したのねリーダー。

なーのさんが再びこっちを見る。
その冷めた目が、今は別の意味にみえるよ。
長「まだいたのか」
井「何だその言い方!バカにしてんのか!」
長「それは…そうかもな」
井「認めたー!」

ここでしばらく2人が何か言う→「そうかもな」のやりとりがあって。
井「さっきからそうかもなそうかもなって、他に言うことねーのかよ!」
坂「おし、試してみようぜ。かもねかもね?」
長「そうかもね」
そういうパターンもあるんだね、できるんだね、と2人。
井「ナガノくん、前から言おうと思ってたんだけど」
長「そうかもな」
井「まだ何にも言ってねえじゃねえか!」
タイミングばっちり。
坂「まさかとは思うけどよ、おまえあのハゲとアッチッチ」
長「???」 ←なんて言ったのかわかんなかった。
最後のなーのさんのはリーダーの台詞と被っちゃってました。
タイミング失敗だよリーダー…orz

ここの映像とのクロストークのくだり、2人があーだこーだして話が進まない間はさりげなく映像が停止してました。
スタッフさんグッジョブ!
ある程度はコントロール必要ですよね。特にこんな日はね。
正直、話の流れが全くわかりませんでした(笑)。

井「もう俺、こんな奴と一緒にいられないぜ。俺先帰るぜ!」
坂「あっおい、イノハラ」
袖にはけていくイノハラさん、去り際に振り返り
井「もう一回確認しとけ!」
指差しながらキレてました。

坂「ハイ」 ←すごい軽い返事。

◇2人ともはけて、再び映像のみ。
ものすごく重苦しく不吉なBGMが流れる。
未だに路上で弁当を売ってる子連れなーのさん。
そこにリーダーとイノハラさんが通りがかる。
なーのさんの姿を見て、やるせない表情で暗く俯くイノハラさん。
そんなイノハラさんを慰めるように横から抱きしめるリーダー。
おお、なんか珍しいもん見た。

2人ともすごい深刻な顔で、それが余計に笑いを誘うという…(笑)。

ここでまた冒頭のドキュメンタリーっぽい雑踏とかの映像をバックにナレーション。
『そして2008年も間もなく終わるという時――。俺たちは、どうなってしまうのか…』

◇映像が止んでステージにリーダーが出てきます。
坂「おはよう。なんだ、まだ誰も来てないのか」
どうやらリハーサルスタジオという設定らしい。
坂「あ、そうだ。今のうちに確認しとこ」
そう言っておもむろに取り出したのは、どっからどう見ても台本です。
こらこら。
意外にもちゃんと厚みのある冊子でした。
コンサート全体の台本(あるのか知らんけど)なのかな?
芝居部分だけじゃそんなに厚くならないでしょうし。
ちなみに、表紙は薄紫っぽかったです確か。

台本を読み上げるリーダー。
※読み上げるだけなので呟くように音読しています。
 坂)おいナガノ、こんなところで何やってるんだよ。
 井)ナガノくん。
 長)いや違うんだよ。

最後の自分の台詞だけ、思い出した!ってかんじでテンション高めに読み上げてました。
 坂)見損なったよ。昔はそんな奴じゃなかったのに。

坂「そうかそうかぁ!」 ←嬉しそう

とそこへ、イノハラさんはじめジュニアくんたちがスタジオに入ってくる。
井「おはよー」
挨拶するも、リーダーは気づいていない(という体)。

坂「よし。『おいナガノ!』」
突然一歩前に出て、台詞を言い始めるリーダー。
客席の方を向きつつ目線は上で、スクリーンを見上げていると想定しているようです。
坂「『見損なったよ、昔はそんな奴じゃなかっただろ!』」
かなり本意気で芝居がかってます。
場内は大きな拍手と笑いに包まれました。
それ見てイノハラさんは「え?」ってかんじに立ち止まって、なんかもう苦笑してました。

苦笑しつつリーダーの頭をはたきにいくイノハラさん。
1回目は軽くやってたんだけどリーダーがそのまま動じず台詞を言い続けたので、2回目は強めにバシッとはたいてました。
そうされて初めて気づいたかのような小芝居をしてたリーダー。
坂「びっくりしたっ」

井「遅いだろ」 ←今その台詞言ったところで、というニュアンス
坂「え?」
すっとぼけつつ、これからだろとかなんとか言うリーダーに、呆れちゃったように笑うイノハラさん。
井「『見損なった』よ、そこ」
笑っちゃってほとんど声になってなかったけど、忘れないでよ、みたいなことを訴えてました。

井「もう俺びっくりしたもん!俺が言っちゃったもん、見損なったよって」
坂「俺もびっくりしたよ。俺に言ってんのかと思ったお前」

たまらず楽屋ネタが出てしまった模様ですが、次の瞬間にはちゃんとクサい芝居に戻る2人。
井「あ。ナガノくん、レッスン着置いていっちまったんだな」 ←動きがいちいち大げさ
坂「いや、イノハラ」
井「ま、いいか。俺たちの集めたカンパ使って、カレシと遊んでるようなやつ」
坂「違うんだ、イノハラ」
井「え?」
ここに来る途中、例の店でゴミ出ししているなーのさんを見かけた、というリーダー。
坂「あいつ、あの店でバイトしてたんだよ」
井「どぅえ?!」
坂「したがって」
このあたりから観客は笑いを堪えられなくなっています。
口調がおかしいよ!
不自然すぎてクサい芝居ですらなくなってますよ。
と思ったら2人も自分たちの言ってることにちょっと笑っちゃってた。
坂「あいつはカンパの金で遊んでいたわけでもなく、あのハゲはカレシではない」
井「じゃあ全部俺たちの勘違いだったってことか」

坂「覚えているだろう?俺たちが食べるものにも困っていた貧乏時代、あいつがなけなしの金で奢ってくれた牛丼」
俺は絶対忘れない…!と、ものすごいクサい動作でクサい台詞回しのリーダー。
井「ああ、覚えているさ。あの時はナガノくんだって腹ペコだったはずなのに、俺はいいから…って」
坂「あいつは、そういうやつなんだ」
井「サカモトくん、俺が間違っていたよ。俺が、俺が…」

突如ピアノの旋律が鳴り、なんか見たことある…と思ったら。

井「♪おれが~」 ←歌いだしたぁぁー!!

完全にミュージカルでした。
台詞の途中でメロディが入ってきて歌い出すって、完っ全にミュージカルのそれです。
歌っている最中に一瞬だけ台詞みたいになるのも、完っ全にミュージカルのそれです。

大体の歌詞:俺が悪いんだ 弁当ひとつで怒ったりして 許してくれ ナガノくん

ってかんじだった。多分。
しょーもない歌詞だった記憶が…(笑)。

ここで一旦ピアノが鳴り止み、肩を落とすイノハラさんに向かって階段に格好よく座ったリーダーが声をかけます。
坂「そんなに自分を責めるな」
この時点で嫌な予感、もとい期待に胸膨らませていました。そして、

坂「♪こどもーが~」 ←やっぱり歌いだしたぁぁーー!!!

大体の歌詞:子供がいたなんて 全く知らなかった しかも借金まであるなんて 水臭いぜ

坂・井「ヒロシ…!」 ←台詞。しかもエコー。

みたいなかんじだった。多分。
途中「知らなかった…!」って台詞で言うんですけど、苦悩してる仕草といいリズムに溶け込んでるかんじといい、
最高に面白かった。

で、ここからは2人で歌います。
大体の歌詞:せめて食いしん坊なあいつを 俺たちのまごころで 満たしてやれれば よかった

とかなんとか。多分。
一番盛り上がるところで輪唱っていうの?してました。
ハモってはいなかったような?
いつの間にかオケがいるかのようにいろんな音鳴っちゃって。

またね、この2人ですから歌唱力が半端ないんです。
すっごい美声なの!
2人ともミュージカルですよ。本意気ですよ。
特にリーダーなんてビブラートすごいし、ミュージカルスターの本領発揮ですよ。
一緒に歌うところなんてすごかった。感動する。
もともと声質が似てるし、2人ともに声量があるので、こう…声がピッタリ重なるというか。
ブレないかんじがね。
空気がビンビン震えてるので、思わず鳥肌立ちました。
強弱からなにから、とても綺麗に重なってて、うっとりしました。
ただね、いかんせん、全体を通して歌詞がしょーもなさすぎる(笑)。
才能の無駄遣いですね。
や、トニコンらしいっちゃらしいけどね~。

歌の最後の方で背中合わせになるんですけど、この演出が無駄にドラマチックでした。
2人がそれぞれ背を向けて後ろに歩いていき、ステージの真ん中で背中が合わさる。
そして丁度背が触れ合った瞬間に、シャラランって音が鳴るんです。
もちろん歌に合わせて。
この時2人は、はっとした演技をしてまして、形だけ見たらなんて素敵なミュージカルなんだろうと。
ただいかんせん、内容がくだらないという。

歌い終わると、カーテンコールのように礼をしながら去っていきます。
リーダーの声で
「トニセンは、3人でひとつ。ショーを続けるぞ。Show must go on!Show must go on!」

◇暗転。
のち再び映像。
蕎麦屋に入るなーのさん(子連れ)。
長「すいません、かけそば一杯」
そばを待つ間、子供にお腹空いたな、と優しく語りかけてました。
店員A「はいよ」
なーのさんの前に出される一杯のかけそば。
と思いきや、もう一杯置かれる。
長「ちょっと?」
店員B「はいよ」
今度は小さめの器で出てくるかけそば。
困惑するなーのさん。
長「あの、一杯しか…」
店員さんに声を掛けると、2人はゆっくりと振り返った。
するとそこには、職人姿のリーダーとイノハラさんが!(思ったとおり)
驚き、息を呑むなーのさん。
笑顔の2人。
井「俺たちは」
坂・井「いつも、そばにいるよ」
感極まりつつ「蕎麦だけにか…」とつっこむことは忘れないなーのさん。

長「パパ、仕事に行って来るね」
子「パパがんばって!」
画面から消えるなーのさん。
このへんから次の曲のイントロ流れてました。
長「ショーマストゴーオン!2人とも、俺、ショーを続けるよ!」
というわけで、ステージになーのさん登場~。

◆そばにいるよ
最初何の歌か分からなかったんですが、歌詞にやたら「30年」って出てくるので気づきました。
ツーユーじゃないですか!
なーのさんの歌はキーが高いやね。
そして声がすごい優しい。ふわふわしてる。
何がすごいって、衣装がすごい。
また電飾ピカピカしてたよ。

歌っている間、スクリーンには蕎麦屋の前でなーのさんを見守るリーダーとイノハラさんとなーのさんの子供が映ってます。
イノハラさんは子供の肩に手を添えて、終始歌詞を口ずさみつつニコニコしてました。
それにしても職人姿が似合いすぎ。
板前っぽい帽子とか、ほんと似合うよね!
途中、カメラの前を自転車?が横切ってて、2人とも目で追ってました。
2人とも笑っちゃってたからハプニングだったのか?
思わず噴いてしまったよ。

◇蕎麦屋の前の映像は間奏前まで。
間奏でステージから一旦はけたなーのさん、再びスクリーンに登場。
するとみんなからのカンパを持って、どこかのお店へ。
長「すいません。頼んでいたもの、出来てますか?」
品物を受け取るなーのさん。
長「ありがとうございます!」
嬉しそうに品物を持って店を去る。

長「みんなありがとう。みんなのカンパでこんなに素敵なものを作らせて頂きました!」

再びステージに現れたなーのさんははるか上空を飛んでおられました。

すごい。
フライング初めて生で見たよ。
飛びながら歌ってましたが、笑顔が若干引きつってました。
そりゃ筋力使うよね。口パクで正解です。

歌が終わると、その場でくるくる縦回転してました。
場内から歓声が上がる中、2人が登場。
地味にキレ口調で上方にいるなーのさんに「オイ」とか「降りろ」とか言ってました。
2人が来てもしばらくくるくるしてたなーのさんに、堪えきれず笑いながら、
坂「歌と関係ねーだろ」
井「いつかタッキーに怒られるぞ」
あ、そこ光ちゃんじゃないんだ。と意外だった。
てっきりフライングと言ったら…と思ってたんですけどね。

ゆらゆらしつつ、スタッフにサインを出して下に降ろしてもらうなーのさん。
その間、傍らに同じく吊られている赤子(人形)に話し掛けてました。
そんななーのさんに怒りを露にするイノハラさん。
井「いいかげんにしてください」
長「何が?」
井「いいかげんにしてくださいよ?あんた」
降りてきたはいいが、まだちょっと浮いてるなーのさんにリーダーが「ストップ」と言うと、なんとかつま先立ちで止まってました。
坂「何だその態度は」
人形にお説教。

井「なんなんだよ。ふざっけんなよ。言いたいこといっぱいありますよ。っていうか…」
ちょっと言いよどんで笑っちゃった後、
井「2人に言いたい!」
いつの間にかなーのさん側に立っているリーダー。
2人揃ってイノハラさんに怒られているような位置関係になっています。
会場全体が思い出し笑いのような盛り上がり。
フライングの衝撃で忘れてたけど、そういえば大オチよりももっと衝撃的なオチがあったことを思い出しました。
2人をしばらく見つめた後、脱力した笑いをもらしながら
井「さっきも裏で話してたんだけど、途中で諦めた瞬間があったのよ」

井「『そうか…』って前向いたんだよ。びっくりした。『あれ?この人、諦めた!』」

坂「えー、先程コンサートの流れ上、不適切な場面がありました」
唐突にお詫びタイム。
坂「あの映像のくだりが分からなかった方は、また明日いらっしゃってください」
客席に向かって頭を下げてました。
いやいや、来れるもんなら来たいですけども。
あのシーン全然分かりませんでしたけども。
っていうか、夜公演もあるの忘れてないですよねリーダー?

井「だからあれは、
 折角みんなが生活の足しにしてくれとカンパをした、
 その日に限ってナガノくんが豪遊してるもんだから、
 俺たちが勘違いして、
 カンパのお金で遊んでんじゃないか?と怒り狂う、
という場面ですよ」

この簡潔な説明に思わず会場内が拍手に包まれました。
やっとわかったよ~。
坂「すいません。ありがとうございます」
本気で感謝してる様子のリーダーでした。

井「でも違ったと。働いていたんだと」
それにしても飛ぶのはおかしいだろう、どうしてそんなことになったんだ、と。
長「あれ?(映像のところの)話が分かんなかったからこうなったのかな?」
井「違うでしょ。なんでマントまで作る必要があったのか」
ここでイノハラさんが降ろすように言い、リーダーの手を借りてやっとワイヤーを外されてました。

みんな笑ってたけどお金かかってるんですよ、とイノハラさん。
井「今年もナガノさんお金かけましたよ?電球がね、LEDになってるんです」
すると服についてる電飾をピカピカさせるなーのさん。
更に「明るくなりました~」と変なポーズまで取ってました。
井「ポーズが古い!」

さっさと着替えて来い、と追いやられるなーのさん。
井「電気消して!もう」
長「はーい」 ←いいお返事。

残ったリーダーとイノハラさん。
井「ホントもう…。サカモトさん、どうします?」
坂「ね」
井「ねぇ」
坂「……ね」
どうやら先ほどのダメージが残っているようです。
テンション低いし、そういえば謝罪した以降は会話に入ってきてなかったよリーダー。
そんな静かなリーダーに思わず笑っちゃったイノハラさん。
おお、笑って許すを体現してるよ。
その後小さくまぁいいですよ、って言ってた気がします。

井「ナガノくんもソロの曲をやりましたし、僕らもミュージカルチックなことをしてしまったので、このへんでコンサートに戻さないと」
坂「はい」
井「次は僕とサカモトくんの2人の曲をね、聴いていただきたいと思います」

イントロが流れ出すなか、曲紹介。
井「Singという曲です」


◆Sing
明るくて可愛い曲。
ウッドベース+手拍子。ってかんじのアコースティックな曲調でした。
リーダーとイノハラさんが歌うとホントに綺麗にユニゾンするんだな~。
一瞬フッと鼻にかかるように歌うところがすごい好きです。
なんてーか、声にツヤがあるというか。
細かい歌い回しが綺麗に重なるので、聴いててとても心地いい。
なにより歌ってる2人がすごく気持ちよさそうでした。

最初はメインステージで肩を並べて歌い、後半両サイドのステージに移動して歌ってました。
個人的に気になったのが、並んで歌ってる時にお互い微妙に外向きなところ。
アイコンタクトとかしないんだなぁ、と意外に思いました。
でもぴったり息が合うのが流石ですね~。

モニターに出てる歌詞を覚えようと頑張ったんだけど無理でした…。
音源化してくれないかなぁ。

最後はアカペラっぽく。
イノハラさんの高音がすごいキレイだよ~。

終始、いい声だなぁ、好きだなぁと思って聞き惚れてました。




つづく

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