１０周年おめでとうを心から

０時を越える瞬間、少しだけ意識して時計の針を見つめていました。

今になって思うことは、
自分が思っていたよりも、もっとずっと、彼らのことがすきだということ。

（旧blogより）

日付が変わって少しして、ふと思い立って、いつもはつけないラジオをつけてみた。
確か三宅さんの番組やってるはず…と思って。
でもどの局かわからずひたすらチャンネル回してたら、
唐突に聞き覚えのある歌が流れてきた。
三宅さんの特徴的な声が聞こえてくるのを待つまでもなく、そのチャンネルだとわかった。
流れてきたのは彼らの歌。
またね、それがいい歌でね！
もーわたし大好きな歌なんです。
しかもタイミングよく、一番好きなフレーズから聴こえてきちゃったもんだからコレ。
瞬間的になんか込み上げてきちゃったんだな。

なんかねー、自分そんなに感動屋さんじゃないんですけどね？
わりと冷静に生きてると思ってたんだけどね。
気づいたら泣いてた。
涙って結構瞬発力のあるものだったんだね。
歌が聞こえて来てすぐ、ほんと瞬く間にぼろぼろ泣き出してしまいました。
まぁなんていうか、あの歌は反則だ。泣くよそりゃ。
「ｏｖｅｒ」というその曲は、当時まだ１０代だったカミセンへ兄さんたちからのメッセージを詞にした歌だと聞いています。
誰しも覚えのある、なーんか不器用で荒くて思い出しただけで恥ずかしくなるような青さの年の頃を想って、書かれた詞です。
わたし自身、年を重ねるごとに胸に染みてくる。
って言っても、まだ２０代になったばかりのヒヨっこですけど。
それでもいくらかオトナになってると思うんだ。１０代の頃より。

ラジオでは今までの彼らの歌の中から、三宅さんのチョイスしたものが古いのから順に次々と流れてました。
それにしても昔の歌っていうのは、なんでこんなに色んな記憶を呼び起こさせるかね？
普段は思い出しもしない些細なこと、楽しかったこと辛かったこととにかく色んなこと。
その歌が流れていた時に起こった出来事や感情が、一気に押し寄せてくる。
だからどの歌聴いても泣けてきて。
だって今日はなんてったって、１０周年の記念日だよ？
１０年っていう長い年月を過ごしてこれたことに、「おめでとう」っていう日だよ？
あーもう涙止まんないって！
彼らの、決して平坦ではなかったであろう道のり。
上と下で１０も年の差のある彼らは、お互いが本当に打ち解けるまでにどれくらいの衝突を繰り返してきたんだろう。
デビュー前、一度はこの道を諦めてしまったリーダーとヒロシ。
なんで辞めるんだって泣いて止めたイノハラさん。
ダンスや歌、下積みが全くない状態からプロであることを求められたオカダさん。
デビュー当時、カミセンに「早く寝ろ」って叱ってたリーダー。
自分には重過ぎてできない、リーダー代わってくれないかって、イノハラさんにだけ弱気を見せてたリーダー。
「男が６人いて、１つにまとまる方が変でしょ」バラバラでいいんだ、って４、５年経って肩の力が抜けたリーダー。
「１０年前はガミガミうるさく言ってごめん」ってカミセンに謝れちゃうリーダー。
博（当時３２）に向かって、「オイ起きろ！イングランド応援しろよ！」って言えちゃう森田さん（当時２５）。
コンサート中のイノハラ２７歳の誕生日に、メンバーにサプライズ仕掛けられてボロボロに泣くイノハラ。
それにもらい泣きしちゃう彼ら。
個人の仕事で身につけたものを、それぞれが６人の場所へ持ち帰って来れたらいいと言う彼ら。
年齢も価値観もキャリアも、デビューということにかける自分自身の期待さえそれぞれ違ったであろう彼らが、
今、一緒にいること。
そうしてこれたことに、なんて感謝していいのかわからない。
言葉を尽くしても足りないくらい感謝してる。

ああ、すきだなー
って思いながら泣きました。

本当に本当に、おめでとうございます。